ケミカルピーリングは、最も一般的に知られているピーリングの方法で、古くはクレオパトラの時代から行なわれていたというから驚きです。そのころは、乳酸のお風呂に入ったり、酸性の温泉に入って角質を落とすというものだったそうです。
19世紀の後半から少しずつ、皮膚科で、フルーツ酸などを使っての施術が行なわれるようになり、黄色い肌の東洋人向けのピーリングは、1980年代になって確立されました。
お肌にAHAと呼ばれるフルーツ酸やグリコール酸、サリチル酸、tcaなどの薬剤を塗って、お肌の表面に溜まった古い角質を酸の力で溶かし、取り除くというものです。それによって、お肌の生まれ変わり機能であるターンオーバーを正常にしていきます。
日本で広く使われているのは、AHAと呼ばれるフルーツ酸の一種なのですが、これは、お肌への副作用が少ないという利点はあるのですが、表皮の一部までしか浸透しないため、効果が持続しないという弱点があります。つまり、一時的な効果しか期待できないということです。
それにくらべて、tcaは、お肌の真皮にまで浸透して、働きかけますので、本質的な改善には非常に有効だといわれています。しかし、非常に強い薬なので、赤みや腫れはもちろん、施術の際の痛みが激しいという副作用があります。
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